情シス部門のベンダー丸投げは危険
情シス部門の業務はベンダーに丸投げすることも可能ですが、すべてを社外に任せてしまうことにはリスクが伴います。「どうせ丸投げ」と他部署の従業員に思われると社内での軋轢を生んだりしますし、そもそも経営陣が「丸投げでいい」と認識することはとても危険です。
ベンダーに「丸投げ」な情シスは経営リスク
ベンダーの言いなりにならない
自社にとって必要な業務は自社にしか分かりませんので、基本的にベンダーに丸投げすることはとてもリスクが高いです。必要な業務の取捨選択ができないとベンダーの言いなりにならざるを得なくなりますし、いざ何かあった場合に社内での対応が全くできない状況になってしまいます。
下請け発注管理が仕事ではない
ベンダーへの丸投げをするということは、情シス部門の仕事が「下請けの管理」のようなものになってしまいます。本来情シスとしての仕事はそのようなものではありませんので、そもそも「情シス部門が必要なのか?」という社内風評を起こしてしまうでしょう。
品質管理をしなければならない
情シス部門の業務をベンダーに丸投げしてしまうとしても、自社に関する業務である以上品質管理をする必要はあります。しかしベンダーに業務を丸投げしなければならない程の情シス部門なのであれば、そもそもその品質管理がきっちりできるかどうかも不安でしょう。そのため社内で対応する業務とベンダーに投げる業務のバランスがとても重要なのです。
情シスに丸投げも危険?
業務過多になる
情シス部門は一般的に「何でも屋」のような状態になりがちな部門です。そのため何でもかんでも内製化して対応してしまうと、情シス部門の業務過多になり効率も悪くなってしまうでしょう。マルチタスクへの対応に加え、「1人情シス」のような状況であればより一層負担がかかり経営上のリスクも高くなってしまうでしょう。退職リスクが高まる
退職リスクが高まる
「何でもかんでも情シス部門」みたいな状態になってしまうと、待遇に見合わない業務量になってしまった情シス担当者は退職を考えてしまうでしょう。そのため適正な業務分担をしながら、内製・外注のバランスをうまくとっていく必要があります。
人材が定着しづらくなる
情シス部門において業務過多になり退職リスクが高まってしまうと、口コミ・評判などで待遇が世間に知られ、人材が集まりにくくなるという風評リスクも同時に発生するでしょう。そうなると応募してくる人材が少なくなるうえに、実際に働きだしてからは退職されやすくなるという悪循環が発生し、人材が定着しづらくなるでしょう。
適切なアウトソーシングがカギ
ここまで解説した通り、情シス関連の業務は内製と外注のバランスがとても重要です。自社にいる人材のボリュームやスキル・ノウハウなどを踏まえ、どの業務を社内で対応しどの業務をアウトソーシングするのかをしっかりと検討するようにしましょう。
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