情シスもリストラの対象に
社内のサーバーやネットワークなど、パソコンに関連するシステムを導入・管理する情報システム部。業務に必要な部署ではありますが、大企業でもリストラの対象とされているケースが出てきました。情シスとして働いている方において、リストラはもはや他人事ではなくなってきています。
情シスに衝撃?大規模リストラのニュース
パナソニックのケース
大手企業として名の知れているパナソニックですが、過去に情シス子会社「パナソニックITソリューションズ」を他社に売却したことがあります。背景にはコストダウンを目的とし部門ごとに導入していたITシステム統合があり、結果として上流の勘定系などは仕事がなくなってしまったようです。そうなると人件費負担が無駄となってしまうため、従来の環境を維持する必要がなくなり人員削減に踏み切られてしまうという結果に繋がります。
参照元:https://ascii.jp/elem/000/000/887/887307/
みずほ銀行のケース
最近、システム関連で何かと業界を騒がせているみずほ銀行のケースでは、基幹システムの開発などを担当する人員を約6割削減していたことが報道されています。障害の多発や原因究明の遅れなど不備が目に余る状況が続いている背景には、システムの保守管理のノウハウが十分に引き継がれていなかったことがあるようです。これは結果としてリストラに失敗したケースといえますが、他社でも同様の事例が発生しないとは言い切れません。
参照元:https://www.sankei.com/article/20210831-VTV7EGCZ7NLS7BAXCF6ZAZ43ZM/
なぜ情シスはリストラターゲットにされやすいのか
世界的にもDX推進が進む中、あらゆる業種においてITシステムは「業務効率化のツール」を超えて今や「インフラ」としての取り扱いを受けています。専門性が高いものであるがゆえに、自社で対応できない部分を外注するという動きも強まっており、ITシステムのアウトソーシングを専門とするSIerやベンダーが続々と登場しています。特に現在経営の中心となっている経営層やマネージャー層ではITに対する理解が乏しいような方も多くいらっしゃるため、単純にコストが安くなる方法を検討する短期的な経営判断をされるようなこともあります。業務を受託する企業側としても人員リソースをうまく配分し長期契約を取れればストックビジネスとして成り立つため、力を入れている企業が増えてきています。
情シスがリストラの原因となる場合も
アウトソーシングを進めていく中においては、社内で対応していた業務を外注に回すことから既存の人員の手が余ってくることとなります。他業務が繁忙なことを理由とした外注であれば適切なリソース配分になりますが、コスト削減を目的とした外注であれば人員リストラに焦点があたってしまいます。しかし単純に退職を促すだけでなく、人員が不足しているほか部署への配置換えなども含めた、人員配置の再構築も検討することができます。
適材適所を考えたアウトソーシング
情シスは経営を行っていくうえで必要不可欠となっていますが、自社のビジネスによっては情シスに人員を割くよりも現場や営業にリソースを回したい方も多いのではないでしょうか。アウトソーシングを受けてくれる業者もさまざまなため、業務効率化などを検討している方は一度見積もり比較してみてはいかがでしょうか。
おすすめのアウトソーシング会社3選
情報セキュリティに関する第三者認定を取得している点に注目し、その上で他にも特徴的なサービスを提供しているアウトソーシング会社を選定し、おすすめしています。
「情シスアウトソーシング」とGoogle検索し、ヒットした上位50ページのサイトのうち、公式サイトが表示された会社28社を調査。そこから、オンサイト対応している、公式サイトに事例を掲載している、プライバシーマークもしくはISO27001を取得している会社からそれぞれ選定して紹介しています。(2024年4月15日調査時点)
情シス業務を引き継げる
本社所在地・対応範囲
所在地 | 東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス24F |
---|---|
対応 エリア |
日本全国 |
スク
を立ち上げられる
本社所在地・対応範囲
所在地 | 熊本県熊本市中央区辛島町3-20 NBF熊本ビル3階 |
---|---|
対応 エリア |
応相談 |
資産管理まで依頼できる
本社所在地・対応範囲
所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ19F |
---|---|
対応 エリア |
記載がありませんでした |
関連ページ
【コラム】情シスの抱える課題や解決策