kintoneのメリット・デメリットと導入事例
kintoneとは
Kintone（キントーン）は、ニーズに合わせて業務システムを作れるクラウドサービスで、サイボウズ株式会社がリリースしています。幅広い業種や部署、用途に対応でき、社内の基幹システムなどとの連携も可能です。
導入するメリット
Kintoneでは運用する業務システムをアプリと呼んでいます。アプリは業務内容に合わせてカスタマイズでき、たとえばメンバー各自がもっている情報の集約作業などに威力を発揮します。CSVファイルを読み込んだり、ドラッグアンドドロップ操作をしたりといった簡単さでプログラミングのスキルは不要です。ブログサービスの管理画面で、サイドカラムにパーツを配置するような手軽さでアプリの項目が設定できます。
Kintoneは初期不要で導入でき、ランニングコストもリーズナブルです。しかも、小規模なスタートアップから10万人規模の企業まで1ヶ月更新という手軽さで使えます。
導入するデメリット
Kintoneは手軽にアプリを作れるため、狭い用途のアプリを量産してしまう可能性があります。そうなってしまうと、逆に煩雑で管理が大変になるため注意が必要です。また、アプリ間の連携は個別に行う必要があります。
kintoneの導入事例
株式会社ＭＣデータプラスがクロス・ヘッド株式会社に依頼した事例
課題
自社が展開している建設業に特化したクラウドプラットフォームを利用する企業が増えたことにより、自らの企業規模も拡大する中で課題も生じました。まず、情報共有をよりよくするための手段としてサイボウズGaroonを導入しています。そして、増大した人事情報を管理するデータベースやアプリのノウハウが少ないことから導入したのがKintoneです。その支援策として、クロス・ヘッドのアドバイザリーサービス「SAPoTTo」を採用しています。
導入後の効果
アドバイザリーサービス「SAPoTTo」を活用したことで、社内だけでは難しいと思われる効果的なKintoneのアプリの作成と、最適なプラグインの組み合わせができたようです。従来エクセルを用いて管理していた業務の効率化に成功しています。
参照元：クロス・ヘッド公式HP（https://www.crosshead.co.jp/case/teamworking/mcdataplus/ ）
クロス・ヘッド株式会社とは
クロス・ヘッド株式会社は、ソリューション事業やエンジニアサービス事業など、情報技術の分野で企業をサポートし続けている企業です。情シスにおいてもkintoneの導入支援などを通じて貢献しています。
株式会社ビズリンクが株式会社デジタルハックに依頼した事例
課題
株式会社ビズリンクでは、スプレッドシートを用いている顧客や案件の管理に不便さやセキュリティ面の不安がありました。Kintoneの導入以前に試みたCRMやSFAは、自社に適しているとはいえなかったようです。そこで選んだのが、株式会社デジタルハックが提供する「IT顧問 情シス君」でした。情シス君は、中小零細企業をターゲットにIT化やDX化をサポートするサービスです。
導入後の効果
情シス君のサービスによりKintoneでオリジナルのアプリを作成し、情報管理の一元化や情報の自動的な共有、さらには外部データ連携などがスムーズに行えるようになっています。また、業務の効率化だけでなく正確性のアップも導入効果のひとつです。
参照元：デジタルハック公式HP（https://digitalhack.co.jp/?page_id=15）
株式会社デジタルハックとは
株式会社デジタルハックは、企業理念に「循環する経済システムをデザインすること」を掲げている企業です。Kintoneなどそれぞれの企業に最適と思われるサービスの導入を支援するなど、DX化の推進に役立っています。
株式会社中美建設が株式会社コムデックに依頼した事例
課題
株式会社中美建設では、必要に応じてエクセルなどのツールで別々に入力していた各種情報の検索に時間がかかったり、それぞれのツールに同じ情報を入力する必要が生じたりといった非効率さがありました。それをカバーするためのコストもかかることから、顧客情報などを一元管理する目的でKintoneを導入しています。導入に当たっては、境界が明確にならない部分もあった顧客管理と案件管理に必要な項目の精査が行われています。
導入後の効果
案件管理アプリを営業部門、営業マン向けにカスタマイズすることで、営業機会を的確にとらえられる可視化に成功しています。案件管理アプリでは、情報の洪水にならないよう項目を簡素化していますが、情報不足にはなりません。関連する情報は別のアプリを利用して整理していますが、必要な情報を引っ張ってきて表示したりコピーしたりできるようにしており、高い業務改善効果を発揮しています。
参照元：コムデック公式HP（ https://www.comdec.jp/comdeclab/nakayoshikensetsu-007/）
株式会社コムデックとは
株式会社コムデックは、IT環境の構築・保守サービスを提供している企業です。Kintoneを活用したサービスでは、建設業や介護業界、社労士向けに業務改善パッケージの提供や対面カスタマイズを行っています。
自社だけのオリジナルアプリ作りをサポートするコンサル会社
Kintoneはオリジナルのシステムを整備するためのカスタマイズ自由度が高く、さまざまな業種や規模、用途で使われています。それだけに構築方法も奥が深く、高度なシステムの構築には専門知識をもっているコンサル会社の利用が効果的といえるでしょう。
おすすめのアウトソーシング会社3選
情報セキュリティに関する第三者認定を取得している点に注目し、その上で他にも特徴的なサービスを提供しているアウトソーシング会社を選定し、おすすめしています。
「情シスアウトソーシング」とGoogle検索し、ヒットした上位50ページのサイトのうち、公式サイトが表示された会社28社を調査。そこから、オンサイト対応している、公式サイトに事例を掲載している、プライバシーマークもしくはISO27001を取得している会社からそれぞれ選定して紹介しています。（2024年4月15日調査時点）
情シス業務を引き継げる
本社所在地・対応範囲
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日本全国 |
スク
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本社所在地・対応範囲
| 所在地 | 熊本県熊本市中央区辛島町3-20 NBF熊本ビル3階 |
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応相談 |
資産管理まで依頼できる
本社所在地・対応範囲
| 所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ19F |
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