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社内のWi-Fiルーターが壊れた

社内でWi-Fi接続を行っている場合、急につながらなくなってしまうと業務に支障をきたしてしまいます。社内のWi-Fiルーターが壊れてしまった場合には適切な対応を取らなければいけませんが、まずは故障かどうかを判断する必要がありますので、状態を確認することが最優先事項となります。このページで紹介するようなチェックによって状態を把握しましょう。

ルーターの症状はランプ状態で把握できる

ルーターは本体に運転状況を示すランプが備わっており、その点灯状況を確認することで状態を認識することができます。ルーター機器はメーカーによってさまざまであるためランプの名称や役割などは異なりますが、一般的な項目を知っておくようにしましょう。これらを知っておくことで的確に状況・状態を把握することができます。

POWER

POWERランプはいわゆる電源ランプであり、きちんと電源に接続されている状態であれば点灯します。一般的な機器ではこのPOWERランプが緑に点灯している状況であれば正常に運転している状態であり、もしランプが消灯している場合には電源アダプタがきちんと接続されているかを確認しましょう。このアダプタが接続されているにも関わらず電源ランプが点灯していない場合、機器そのものかアダプタに物理的な故障が発生している可能性があります。

WIRELESS

WIRELESSランプはその名の通り「ワイヤレス」状態を示すランプであり、ルーターが無線で信号を送信できているかどうかを示すランプです。このWIRELESSランプも一般的には緑色に点灯している状態が正常運転であり、消灯している場合にはWi-Fi通信が行えていない状態です。電源を入れ直すことで改善することもありますが、接続できない状態が続く場合には機器そのものが故障している可能性が高いです。

INTERNET

INTERNETランプはルーターがインターネットに接続しているかどうかを示すランプです。こちらも一般的には緑色に点灯していると正常に機能しているという状況を示すものであり、INTERNETランプが点灯していない場合にはルーターが正しく接続されていない、もしくは上部側であるONUやVDSLモデム・光回線などに問題がある可能性が高いでしょう。電源の入れ直しやルーターモードの確認で正常に運転することがありますが、それでも直らない場合にはプロバイダーのサポートに問い合わせましょう。

ROUTER

ROUTERランプはルーターの作動状況を示すランプであり、一般的には緑色で点灯している状態が通常運転を示します。このランプが点灯していない場合にはルーターがアクセスポイントモード(APモード)、もしくはブリッジモードで動作中ということになり、上部側にISP設定が入っているルーターがない場合にはRTモードに切り替えるようにしましょう。また、他のランプも同様にですが点灯・消灯以外の点滅などが何らかの状態を示していることもありますので、機器の取り扱い説明書などを確認しておきましょう。

Wifiルーター故障の見分け方と対処法

Wi-Fiルーターにはさまざまな故障パターンがあり、その原因によって対処法が異なります。まずはどういった故障状況なのかを見分けたうえで対処法を検討するようにしましょう。ここではいくつかのパターンを紹介しますので、ぜひ参考にチェックして下さい

電源が入らない

そもそも電源が入らない場合、原因として考えられるのは電源アダプタかルーター本体の故障です。電源の抜き差しや別のコンセントへの挿し替えを行っても改善されない場合、メーカーへの問い合わせか機器の交換を検討しましょう。

Wi-Fiの信号が弱い

Wi-Fiの接続環境は物理的な影響も受けるため、ルーターから接続機器の間の距離などによって通信速度が変わることもあります。しかしルーターのすぐそばにも関わらず通信状態が不安定なことがあり、そういった場合の原因は経年劣化による影響が考えられます。

ネットができないが異常が見つからない

ルーターはきちんと接続されているにも関わらずインターネットに接続できない場合など、異常が見つからない時にはルーターのモード設定が適切でない可能性があります。このモードを切り替えることにより、接続ができるようになることがあります。

ルーターのモードについて

RT(ルーター)モード

RT(ルーター)モードは複数の端末をインターネットに接続するための設定です。インターネットに接続するためにはISPの接続情報が必要であり、ルーターにその情報があれば接続するすべての機器でインターネットを利用することが可能です。ONUやVDSLモデムに直接ルーターを接続する場合にはRTモードに設定しておく必要があります。

AP(アクセスポイント)モードまたはブリッジモード

AP(アクセスポイント)モードはスマートフォンやPCなどへの端末へ接続する無線機能です。上部側にある別のルーターやHGWにISP情報がある場合にはこのAPモードにしておく必要があり、同じ室内で複数のWi-Fiルーターを使うと干渉してしまうためおすすめできません。

Wifiルーターの故障の原因

Wi-Fiルーターの故障パターンは先に解説した通りですが、そもそも故障の原因もさまざまなものがあります。大きく外的要因や内的要因の2つに大別することができますが、その中でも代表的なものを紹介します。

落雷の影響

家電なども影響を受けることがある落雷は、ルーターの故障を引き起こすこともあります。停電自体が直接的にルーターの故障原因となることはまずありませんが、落雷による停電後に急激な電力の流れが発生した場合、ルーターの故障を引き起こす可能性があります。ルーター内部の回路が破損することで発生してしまいますので、激しい雷が近づいてきた場合にはコンセント側から電源を抜いておくとよいでしょう。

ルーターの寿命

本体寿命

どんな機器でも経年劣化の影響による寿命がありますので、ルーターも例外ではありません。Wi-Fiルーターの本体寿命は一般的に4年から5年であると言われており、長年使い続けることで徐々に機能が低下します。使用頻度や環境により一概にはいえませんが、今までと変えた部分がないにも関わらず読み込みが遅いなどの影響が出る場合、ルーター機器の交換を検討しましょう。

規格寿命

物理的に問題がないとしても、最新の無線LAN規格に合わなくなってしまうという「規格寿命」も存在します。通信規格は2年から6年程度のスパンで登場しており、これが合わない状況になる場合、買い替えなどによる機器の入替を行いましょう。

まとめ

Wi-Fiルーターが故障してしまった場合、基本的には機器の交換が必要になるでしょう。ルーターはプロバイダーなどからレンタルして利用しているケースも多いですので、プロバイダーに状況を伝えながら相談するようにしましょう。また、そもそも故障なのかどうかの原因追及も含め、社内に情シス部門がない・忙しくて対応することが難しい場合などにはアウトソーシング会社に対応を依頼するのもおすすめです。不測の事態に備え、事前にパートナー探しを行っておくとよいでしょう。

   

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