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情シスが定着しない

メタップスが2021年に実施した「情シス(情報システム部門)の転職」に関する実態調査によると、転職を考えている人が37.7%でした。約4割という高い数字です。さらに、転職を考えている人のうち65.5%が実際に転職活動をしていることが分かりました。

転職を考えている理由は、「業務や体制に関して経営者の理解が得られないから」がトップの43.3%です。自由回答欄では、給料など待遇面に不満を持つ声も少なくありません。

情シスの転職は、かなり高確率で起こることと認識しておく必要がありそうです。

※参照元:MONOist_キャリアニュース(https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2112/23/news020.html)

情シスの未定着は経営リスク

採用コストがかさむ

情シスに限らず、人材が定着しない場合は、採用を繰り返す必要があります。採用にかかる費用は、求人広告から選考、教育とコスト負担が甚大です。定着してもらえればかからない無駄なコストとも言えます。経営リスクとして見逃せません。

引継ぎばかりでコア業務が進まない

定着せずに採用を繰り返しているということは、引継ぎも繰り返すことになります。多くの業務時間が引継ぎに割かれてしまい、コア業務が進みません。引継ぎが終わってから落ち着いてコア業務に取り組んでもらいたいのに、そのタイミングで辞められるのは大きな損失です。

トラブルが起きても対応できない

システムにはトラブルがつきものです。しかし、情シスの人材が定着していない場合、トラブルが起きたときに人手が不足して、迅速に対応できません。トラブル処理に加えて通常業務もこなすとなると、その負担は大きなものになります。システムへの対処が遅れると、売上などの機会損失にもつながりかねません。場合によっては、お客様へ損害を与えることも考えられます。

ITの専門知識を社内に蓄積できない

人材が定着しないと、業務の切り替えが難しいため、業務が属人化しやすい傾向があります。属人化してしまうと、ITの専門知識が社内に蓄積されません。ケガや病気などで休んだ場合などに、業務の滞留が起きてしまうリスクがあります。

なぜ情シスはすぐ辞めるのか

業務負荷が重い

ITの担当者は、運用の他にも企画・戦略立案や開発・構築などの役割があります。人員が少なく一人の負担が重いと、思い描いたような仕事ができずにやりがいを感じられません。このことが離職につながります。企画・戦略に業務時間を割くことで、企業の成長に寄与するのがIT担当の本来の仕事です。毎日のシステムトラブルへの対応に追われて、やる気をなくしてしまう人は少なくありません。

責任に対して報酬が少ない

システムが動かないと仕事は回りません。非常に責任が大きな仕事です。そんな重大な仕事を少人数、場合によっては一人で担当しているにもかかわらず、専門的な仕事であることから周りの人に理解してもらえません。会社によっては「少しパソコンに詳しい人」程度の認識のことも。仕事ぶりが評価につながりにくく、責任に対して報酬が少ないことが、士気を下げてしまいます。

一人情シスという孤独感

一人で奮闘している情シスは、業務内容を相談できる人が社内にいません。新しい技術を導入したいときは一人で判断することになります。トラブルが起きてもクレームが起きても一人で対処しなければいけません。不安を抱えたまま業務を進める孤独感が離職につながるケースもあります。

経営層の無理解

IT部門の重要性を経営者が理解していない場合に起こりがちなのが、一人で問題ないだろうという経営層の思い込みです。システムが勝手に動いているイメージを持っていると、IT業務の属人化が起こってしまいます。経営層の理解がないと、業務負担を強いられて退職に至ってしまいます。

情シスのリスクはアウトソーシングで回避しよう

情シスは、転職リスクが高い部門であることが実態調査からも分かっています。定着率が低いことのリスクは、急なトラブルに対処できないなど重大です。情シスの抱えるリスクは、適切なアウトソーシングを利用して回避しましょう。
   

おすすめのアウトソーシング会社3選

情報セキュリティに関する第三者認定を取得している点に注目し、その上で他にも特徴的なサービスを提供しているアウトソーシング会社を選定し、おすすめしています。

「情シスアウトソーシング」とGoogle検索し、ヒットした上位50ページのサイトのうち、公式サイトが表示された会社28社を調査。そこから、オンサイト対応している、公式サイトに事例を掲載している、プライバシーマークもしくはISO27001を取得している会社からそれぞれ選定して紹介しています。(2024年4月15日調査時点)

最短2週間で
情シス業務を引き継げる
クロス・ヘッド
依頼できる主な業務
改善支援
アカウント管理
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本社所在地・対応範囲
所在地 東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス24F
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エリア
日本全国

クロス・ヘッドの
公式サイトへ

電話でお問い合わせ
(03-4405-7902)

選定条件:プライバシーマークとISO27001を取得し、オンサイト対応、公式サイトで事例掲載をしていて、サービス導入までの最短期間を明記
最短3週間でヘルプデ
スク
を立ち上げられる
Total IT Helper
Total IT Helper
引用元:RIPPLE CORPORATE SITE
https://ithelper.ripple-call.co.jp/online
依頼できる主な業務
ヘルプデスク
IT活用アドバイス
キッティング
PC設定
IT資産管理
システム保守
リップル株式会社の
本社所在地・対応範囲
所在地 熊本県熊本市中央区辛島町3-20 NBF熊本ビル3階
対応
エリア
応相談

Total IT Helperの
公式サイトへ

電話でお問い合わせ
(0120-890-880)

選定条件:ISO27001を取得し、オンサイト対応、公式サイトで事例掲載をしていて、ヘルプデスクプランがある
調達からキッティング
資産管理まで依頼できる
DRS
DRS
引用元:DRS公式サイト
https://www.drs.co.jp/
依頼できる主な業務
PC調達・処分
キッティング
IT資産管理
運用支援
レンタル・リース契約
ヘルプデスク
ディーアールエス株式会社の
本社所在地・対応範囲
所在地 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ19F
対応
エリア
記載がありませんでした

DRSの
公式サイトへ

電話でお問い合わせ
(03-6860-1200)

選定条件:プライバシーマークを取得して、オンサイト対応、公式サイトで事例掲載をしていて、PC調達~キッティングまで対応している

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