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Googleドライブ

IT化やDX化の推進に伴い年々取り扱うデータ量が増えたり、データ管理におけるBCP対策など企業が抱える課題を解決する一役を担うオンラインストレージサービス「Googleドライブ」。便利な反面、トラブルが発生して利用できなくなると日常業務に支障をきたす恐れがあります。

Googleドライブのトラブルシューティング

エラーメッセージが出る

Googelドライブからファイルを開こうとすると「一時的なエラー(502)」などというメッセージが表示されることがあります。その表示が出ている場合、そのドキュメントが一時的に利用できなくなっていることを意味しており、この一時的な問題は時間を空けることで解決する可能性があります。

Google Workspaceステータス ダッシュボードを確認することでドライブやGoogleのサービスが停止されていないかを把握することができます。正常に機能が利用できない際には一度チェックしてみましょう。

ブラウザのバージョンの影響で利用できない

GoogleドライブはChromeでの利用がおすすめされていますが、MozillaやFirefox、InternetExplorer、Safariなどの他のブラウザでも開くことができます。もしブラウザ自体は要件を満たしているはずなのに利用できない場合、システム要件と対象ブラウザを確認し使用している環境がサポートされているかをチェックしましょう。また、使用しているブラウザでCoolieとJavaScriptがオンになっていることも確認してください。

ウイルスソフトなどの影響で利用できない

Googleドライブが正常に利用できない場合、ウイルスソフトやファイアウォールの影響も考えられます。ローカルシステムのウイルススキャンソフトや広告ブロック機能がGoogleドキュメントやスプレッドシートなどのファイルに影響を与えることがあるため、該当のソフトウェアがGoogleWorkspaceをブロックしていないことを確認するようにしましょう。また、ファイアウォールやプロキシのカスタム設定でアクセスがブロックされているケースもあります。ドライブに接続することが許可されているかどうか、併せて確認しましょう。

同期ができない・突然停止または終了する

使用しているパソコンとマイドライブ間でファイルが同期されていない、突然停止や終了をしてしまう、または不明なエラーが発生するといった場合には環境の確認を行いましょう。

まずはインターネット接続を確認し、異常が見られない場合にはパソコンのドライブを再起動しましょう。それでも復旧しない場合にはパソコンそのものを再起動したり、アカウントの接続を解除したうえで再接続を行ったり、パソコンに入っているドライブの再インストールなどを試してください。他にも十分な空き容量がない・同期するための権限がない・ファイルが大きすぎるなどというエラーの可能性がありますので、一つずつチェックしてみましょう。

ファイル名の影響で同期ができない

同期しようとしているファイル側の問題で同期ができないことがあります。とくに「<」や「>」、「/」、「?」、「¥」などといった記号がファイル名に入っている場合、Googleドライブ側が対応できないことがあります。基本的にこうした記号をファイル名に使用することができない場合が多いですが、何らかのエラーで入ってしまっているケースもあります。そういった場合はファイル名を一度全部消してから入力し直す、違う形式でファイルを保存するなどを試してみましょう。

キャッシュが干渉し不具合が発生する

同期ができなくなったりブラウザでファイルが開けなくなるなどといった場合、キャッシュデータの影響で不具合が生じている可能性もあります。Googleドライブはデバイスにキャッシュデータを残すことで読み込みを早くしています。しかしながらそのキャッシュデータが溜まりすぎた影響により不具合が生じてしまうケースもあるようです。そういった場合はブラウザのツールバーなどからキャッシュデータの削除を行い、ドライブの再起動を行ってみましょう。キャッシュデータのみならずドライブ上のデータも整理整頓しておくことで、容量面でのトラブルを防ぐことにもつながります。

スマホからアップロードができない

Googleドライブはパソコンだけでなく他のデバイスからも利用できる点が魅力。まれに、スマホからのデータをアップロードできなくなるというトラブルがあります。トラブルが発生した場合には、インターネット接続の環境や空き容量の状況、ファイルに問題がないか、原因を一つ一つ確認しましょう。特に空き容量については本体側・ストレージ側の両方に十分な容量がない場合アップロードできない可能性があります。またアプリのバージョンが古い場合には修正済みのバグや不具合が発生することがあります。そういった場合にはアプリのアップデートやドライブへの再ログインも試してみましょう

トラブル対策は事前に

オンラインストレージによるファイル管理は容量や就業場所などさまざまな問題を解決することができますが、トラブルで業務が滞ると顧客に迷惑をかけるリスクも考えられます。普段からこうしたトラブル発生時の対応をどうするか、検討しておきましょう。

   

おすすめのアウトソーシング会社3選

情報セキュリティに関する第三者認定を取得している点に注目し、その上で他にも特徴的なサービスを提供しているアウトソーシング会社を選定し、おすすめしています。

「情シスアウトソーシング」とGoogle検索し、ヒットした上位50ページのサイトのうち、公式サイトが表示された会社28社を調査。そこから、オンサイト対応している、公式サイトに事例を掲載している、プライバシーマークもしくはISO27001を取得している会社からそれぞれ選定して紹介しています。(2024年4月15日調査時点)

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