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パソコンから音が出ない場合に確認すべきチェックポイント

一昔前はパソコンのサウンド機能は仕事では必ずしも必須ではありませんでしたが、最近はテレワークの普及とともにリモート会議の機会が増え、音が出ないと仕事にならないこともあるでしょう。大事な会議で音がないとパニックになりかねません。パソコンの音が出ないときに確認すべきチェックポイントとその対処方法をご紹介しますので、参考にしてください。

パソコンから音が出ない原因は様々あります。すぐに改善できればよいのですが、原因を特定して適切に対処するのは、意外に煩わしく時間がかかるもの。本業に集中するためにも、細かくて面倒な作業は情シスのアウトソーシングに丸投げしてしまいましょう。

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PCの音が出ない!チェックポイントを解説

ボリューム設定を確認

最初に確認したいポイントはパソコンのボリューム設定です。ボリュームが小さすぎると音が聞こえませんが、オフィスで仕事をしている場合は音が出ると周りの方々に迷惑がかかるため、普段はボリュームを最小にしている方もいるでしょう。

パソコンのシステムの音量設定以外に、各ソフトが独自にボリューム設定を持っていることもあります。そちらも確認するとよいかもしれません。

相手のマイクのボリュームを確認

リモート会議で音が出ない場合は、自分のパソコンではなく相手のマイクのボリュームが小さすぎる可能性があります。自分のパソコンでテストをおこなって正常に音が出る場合は、相手に確認してみるとよいでしょう。

スピーカーの電源やケーブル接続を確認

外部スピーカーを接続している場合は、そのスピーカーの電源が入っているかどうか確認してください。特に普段はオフにしている場合は電源を入れ忘れがちです。

また、ケーブルの接続も合わせて確認しましょう。USB接続にせよライン出力接続にせよ、抜けていると音が出ません。Bluetooth接続の場合はペアリング状態を確認してください。

音声出力デバイス設定を確認

パソコンには複数のスピーカーやイヤホン、ヘッドホンといった音声出力デバイスを接続可能です。たとえば音声出力がヘッドホン端子になっており、そこに何も接続されていないと音が出ません。音声出力の設定が所望のものになっているかどうか確認してください。

耳を覆うヘッドホンやノイズキャンセリング機能があるイヤホン/ヘッドホンを利用している場合、音が鳴っていないと思ったら実はパソコン本体のスピーカーから音が出ていたということもありえます。イヤホンやヘッドホンを外してみて音がほかから出ていないか確認することも必要です。

ドライバーを確認

音を出力するためのドライバーが古いために音が出ない場合があります。デバイスマネージャーから音声出力をおこなうデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を試してみてください。

特に手動でインストールしたドライバーはOSの更新とともに動作が不安定になることがありますので確認するとよいでしょう。

WINDOWS10の場合の対処方法

PC本体の音量設定

PC本体が音を出す設定になっているかを確認してみましょう。

  1. デスクトップ画面右下のスピーカーマークを選択
  2. デスクトップ画面右下のスピーカーマークを選択

  3. スピーカーアイコンに×がついているかを確認
  4. スピーカーアイコンに×がついているかを確認

×がついていれば、音が出ない設定になっています。×をクリックすると、音が出るようになります。

各アプリごとの音量設定

PC本体ではなく、各アプリの音量設定がうまくできていないこともあります。

  1. デスクトップ画面右下のスピーカーマークを右クリック
  2. デスクトップ画面右下のスピーカーマークを選択

  3. 「音量ミキサーを開く」を選択
  4. 「音量ミキサーを開く」を選択

  5. 各アプリの音量設定が表示されるので、×がついているかどうかを確認
  6. 各アプリの音量設定が表示されるので、×がついているかどうかを確認

こちらも、×がついていれば音はなりません。クリックして、音が出るようにしましょう。音量調整バーをクリックしながら上にスライドさせると、ミュート状態を解除できます。

PCと出力機器の接続を確認

PC本体のサウンド設定でデバイス接続が有効になっているかどうかも確認してみましょう。

  1. デスクトップ画面右下のスピーカーアイコンを右クリック
  2. デスクトップ画面右下のスピーカーアイコンを右クリック

  3. 「サウンド設定を開く」を選択
  4. 「サウンド設定を開く」を選択

  5. 「出力」項目にある出力デバイスを選択
  6. 「出力」項目にある出力デバイスを選択

  7. 「サウンドコントロールパネル」を選択
  8. 「サウンドコントロールパネル」を選択

  9. 「再生」項目で音声デバイスが有効にいなっていることを確認する
  10. 「再生」項目で音声デバイスが有効にいなっていることを確認する

有効になっていれば、緑のチェックマークアイコンとなっています。有効になっていなければ、右クリックして「既定のデバイスとして設定」しましょう。

緑のチェックマークアイコン

接続がうまくできたかどうか、デバイスを右クリックして「テスト」を選択し、テスト音が鳴るかどうか確認しましょう。このとき音が鳴らなくても、有効にしたデバイスを再度「無効」にし、「有効」に切り替えることでテストをすると音が鳴ることがあります。

デバイスを右クリックして「テスト」

また、イヤホンやスピーカーなどの出力機器がきちんと接続されているか、接続場所を間違えていないかについても確認しておくと良いでしょう。出力機器が故障している可能性もゼロではありません。出力機器を他のデバイスに繋ぎ、問題なく音が出るか確認してみてください。それでも音が出なければ、出力機器そのものが故障している可能性があります。

それでも改善しない場合

PCを再起動する

音声デバイスに問題があるわけでなく、WINDOWSのプログラム・プロセスに問題があるケースもあります。その場合は、PCを再起動することで問題が解決することがあります。

再起動は音が出ないというトラブルだけでなく、モニターが映らない、PCが作動しないなどあらゆるトラブル対応に有効な手段です。

トラブルシューティングを行う

音が出ない原因を探るために、トラブルシューティングを利用してみましょう。こちらを利用することで、音が出ない原因を自動で検出してもらうことが出来ます。

  1. デスクトップ右下のスピーカーアイコンを右クリック
  2. 「サウンド問題のトラブルシューティング」を選択
  3. 音が出ていないデバイスを選択
  4. 次へを選択するとトラブルシューティングが開始される

トラブルシューティングで問題が見つかれば、詳細について参照し対応しましょう。

ドライバーを更新する

オーディオドライバーを更新することで、問題が解決することもあります。ただし、オーディオドライバーの更新・再インストールを行う際に手順を間違えるとパソコンの動作に支障が出ることがあります。

  1. スタートボタンを右クリック
  2. デバイスマネージャーを選択
  3. 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の中に使用したい音声デバイスを確認
  4. 利用したい音声デバイスを右クリック
  5. 「ドライバーの更新」を選択
  6. 「ドライバーを自動的に検索」を選択
  7. 更新完了後再起動する

これらの作業は、あくまでも自己責任で十分に注意した上で進めるようにしましょう。

WINDOWS10を最新の状態に更新する

WINDOWSの更新プログラムが保留になっていることでPCから音が出ない可能性もあります。最新の状態にするため、パソコンの再起動やシャットダウンを行いましょう。

  1. 電源を選択
  2. 「更新して再起動」を選択
  3. 再起動後、音が出るかを確認する

Macの場合の対処方法

Macを再起動してみる

音に限らず、Macに生じる各種の軽微な不具合は、PCを再起動させるだけで解決できることも少なくありません。

「メニュー>再起動」の順でクリックし、再起動させた上で音に不具合があるかどうかを確認しましょう。

有線ケーブルの接続状態を確認する

基本的なことですが、スピーカーやヘッドホンを有線ケーブルでPCに接続している場合、その接続状況を確認してみましょう。

何らかのはずみでPCやケーブルに触れた際、接続が緩んでしまうこともあります。接続が緩んでいたならば、しっかりとケーブルを奥まで挿入し直してください。

音量設定を確認する

音量設定が最小の位置となっている場合、音は出ません。「メニュー>システム設定>サウンド>出力」の順でクリックし、次の画面を表示させて「出力音量」を確認してみましょう。

音量調節バーが最も左に寄っている場合、または音量調節バーの左下にある「消音」にチェックマークが入っている場合には、音が出ません。

出力先が正しいかどうかを確認する

音を出したいスピーカー等と音の出力先が一致していない場合、音は出ません。

「メニュー。システム設定。サウンド」の順でクリックして以下の画面を表示させ、「サウンドフェクトの再生装置」で音の出力先を確認してみましょう。

音の出力先が目的のスピーカー等と異なっている場合には、適切な出力先を選択・設定します。

NVRAMのリセットを行う

NVRAMとはコンピュータの各種システム情報を記憶しているメモリですが、このNVRAMに不具合が生じた場合、音が出なくなることもあります。上記までの対処で音が出ない場合には、以下の要領でNVRAMのリセットを行ってみましょう。

  1. Macの電源を落とす。
  2. 電源を入れ直し、20~30秒ほど「option+command+P+R」を長押しする。
  3. 2回目の起動音が鳴ったらキーを離す。

直近で入れたアプリをアンインストールする

直近で入れた音声アプリや録音アプリが干渉し、Macのサウンド出力機能に不具合が生じているケースも考えられます。

もし音声アプリ等を入れた後に音の不具合が生じるようになったのでしたら、そのアプリを一旦アンインストールしましょう。

アンインストールした結果、音が出るようになったら、そのアプリが音の不具合の原因です。PCとの相性が合わないアプリですので、以後はインストールしないほうがよいかもしれません。

OSをアップデートする

OSが古いままの場合、音に限らず様々な機能で不具合が生じることもあります。しばらくOSをアップデートしていないのでしたら、次の要領でOSを最新版にアップデートしましょう。

  1. 「Appleマーク>システム環境設定」の順でクリックする。
  2. 「ソフトウェアアップデート>今すぐアップデータ」の順でクリックする。

まとめ

この記事ではパソコンから音が出ない場合のチェックポイントと、その対処方法を解説しました。仕事で利用しているパソコンは、普段は音を出していないことが多く、気づかないうちに音が出なくなっているものです。この記事を参考に、音が出なくても冷静に対処するようにしてください。

   

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