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パソコンの起動や動作が遅い場合の対処方法

PCの起動スピードや動作スピードは業務効率に直結する重要な機能といっても過言ではありません。動作が遅いことを原因に集中力が途切れてしまった経験は、きっと誰でもお持ちではないでしょうか?

PCのスピードは、ちょっとした工夫で改善します。当ページでは、PCの動作が遅いときのチェックポイントや原因・対処方法などについて、WindowsとMacに分けて解説しています。

ちょっとした工夫で改善するPCのスピードですが、その正しい原因を特定して適切に対処するためには、相応の手間や時間がかかることも事実です。多忙な情シス部門のみで対応することは、容易ではありません。情シス部門の業務効率化と工数削減のため、PCのあらゆる不具合への対処を情シスアウトソーシングに丸投げしてしまいましょう。

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PCの起動・動きが遅い!チェックポイントを解説

WindowsであれMacであれ、PCの起動や動作が遅くなった場合には、まず次に挙げる事項をチェックしてみましょう。

スタートアップに登録されたアプリが多すぎないか?

PCを起動した際、自動的に同時起動するよう登録されたアプリのことをスタートアップ・アプリと言います。各スタートアップ・アプリの起動には一定の時間がかかるため、その数が多すぎると、その分だけPCの起動にも時間がかかります。

起動が遅いと感じる場合には、登録されているスタートアップ・アプリの種類や数を要確認です。必ずしもPCと同時起動させる必要がないアプリも登録されているかもしれません。

バックグラウンドで動いているアプリが多すぎないか?

PCを操作している最中には、同時にバックグラウンドで動いているアプリもありますが、スタートアップ・アプリと同様、バックグラウンドアプリが多すぎる場合もPCの動作が遅くなりますので注意しましょう。

なお、バックグラウンドアプリの中にはシステムの動作に不可欠なものも含まれているため、「何のアプリか分からない」という理由で安易に強制終了させないようにしてください。

メモリー不足に陥っていないか?

ストレージなどから読みだしたデータを一時的に保存しておくパーツをメモリーといいますが、このメモリーの容量に空きが少なくなってきたときにも、PCの動作が遅くなります。

動作スピードが遅く感じた場合には、タスクマネージャーを開いてメモリーに余裕があるかどうかをチェックしてみましょう。

不要なバンドルウェアが残ったままになっていないか?

あるアプリをインストールした際、付属的にインストールされるアプリをバンドルウェアと言いますが、このバンドルウェアが多すぎるとPCの動作を圧迫し、動作スピードが遅くなることもあります。

アプリの一覧を確認し、不要なバンドルウェアが多すぎないかどうか確認してみましょう。

ネット回線やWiFiに原因はないか?

マンション全体で共有しているネット回線などの中には、もともと回線のスピードが遅いタイプもあります。あるいは、ネット回線のスピードに問題がなくても、WiFiのルーターに問題があってPCの動作スピードが遅くなることもあります。

ウイルスやマルウェアに感染していないか?

ウイルスやマルウェアへの感染が原因でPCの動作が遅くなることもあります。定期的にセキュリティソフトでスキャンを行い、感染の有無を確認してみましょう。

WINDOWSが遅い原因とチェックポイント

Windowsの動作が遅く感じられた場合には、上記の原因に加えて、次の事項もチェックしてみましょう。

Windows Updateが実行中でないか?

PCを常に最新の状態に保つため、Windowsでは時々「Windows Update」が実行されます。このWindows Updateが実行中の場合には、PCの動作が遅くなることがあると理解しておきましょう。

Windows Updateは作業中でも自動的に実行されることがあるため、作業の邪魔となりそうな場合には、手動で実行するよう設定を変更すると良いでしょう。

レジストリが肥大化していないか?

Windows OSには、設定情報のデータベースを保管しているレジストリという場所がありますが、PCを使えば使うほど、レジストリには情報が蓄積されていくため、この影響によりPCの動作が遅くなることもあります。

過去にレジストリを削除した記憶がない方は、ローカルディスクのプロパティから入り、蓄積したレジストリを削除しましょう。

Macが遅い原因とチェックポイント

Macの動作が遅く感じられた場合には、上記の原因に加えて、次の事項もチェックしてみましょう。

ストレージの最適化を行っているか?

ストレージとは、視聴済みのApple TVや映画などを保管しているローカル領域のことです。この領域に情報が蓄積して空きが20%以下になると、PCの動作が遅くなることもあります。

Appleマークから「このMacについて>ストレージ」をクリックし、空き容量を確認してみましょう。

アニメーション・グラフィック設定が過剰でないか?

Macの大きな特徴は高品質な画像・見た目ですが、これを維持させるためにアニメーションやグラフィックの設定が過剰な場合、PCの動作に影響を与えることがあります。

「システム設定>デスクトップとDock」から入り、アニメーションやグラフィックの設定が過剰でないかどうかを確認してみましょう。

MACの場合の対処方法

ストレージの最適化を行う

「Appleメニュー>システム設定>一般>ストレージ」の順で表示させ、ストレージの最適化を行います。ゴミ箱に移動させたファイル等を空にする設定も忘れないようにしましょう。

同じ画面の操作でファイルやデータをiCloudに転送し、保存する事も可能です。

アニメーションやグラフィックの設定を変更する

画面の視覚的な快適性よりもPCの動作スピードを優先させたい場合には、アニメーションやグラフィックの設定を変更しましょう。

「システム設定>デスクトップとDock」に入り、Dockをオフの位置まで移動させ、「Dockを自動的に表示/非表示」と「起動中のアプリケーションをアニメーションで表示」をオフにします。

消費量の多いバックグラウンドアプリを終了させる

バックグラウンドで動いているアプリが多い場合、PCの動作が遅くなります。アクティビティモニタを開き、システムリソースの消費量が多いアプリを終了させてみましょう。これだけでPCの動作スピードが大きく変化することもあります。

RAMを解放する

「アプリケーション>ユーティリティ>ターミナル」の順に入り、ターミナルに「sudo purge」というコマンドを貼り付けることでRAMが解放されます。変化があるかどうか試してみましょう。

あるいは、有料になりますがRAMをアップグレードさせることも有効な解決方法の1つです。

未使用のアプリをアンインストールする

インストールしたアプリが多ければ多いほどPCの動作は重くなりますが、長くMacを使い続ける中で、使用する予定のないアプリが徐々に蓄積していないでしょうか?

一度、インストール済みのアプリ一覧を開き、不要なアプリを一掃することをおすすめします。「Finder>移動>アプリケーション」から入り、削除したいアプリを右クリックしてゴミ箱に入れましょう。

使用しないログイン項目を無効にする

Macを起動した際、自動的に起動されるアプリをログイン項目と言います。ログイン項目が多すぎると、起動や起動後の動作が遅くなることがあるので、不要なログイン項目は自動起動させないよう設定しましょう。

「Appleメニュー>システム設定>一般>ログイン項目」に入り、不要なログイン項目をオフにします。

マルウェアに感染していたら駆除する

定期的にセキュリティソフトでスキャンを行い、マルウェアに感染していないかを確認しましょう。もし感染していた場合には速やかに駆除する必要がありますが、無料アプリをダウンロードすれば簡単に駆除することができます。

まとめ

この記事ではパソコンの起動や動作が遅い場合に簡単に試せる対処方法をご紹介しました。パソコンは快適に越したことはありません。当てはまる項目がないかどうか、定期的に確認する習慣を付けるとよいでしょう。

PCの起動スピードや動作スピードは業務効率に直結する重要な機能といっても過言ではありません。動作が遅いことを原因に集中力が途切れてしまった経験は、きっと誰でもお持ちではないでしょうか?

PCのスピードは、ちょっとした工夫で改善します。当ページでは、PCの動作が遅いときのチェックポイントや原因・対処方法などについて、WindowsとMacに分けて解説しています。

ちょっとした工夫で改善するPCのスピードですが、その正しい原因を特定して適切に対処するためには、相応の手間や時間がかかることも事実です。多忙な情シス部門のみで対応することは、容易ではありません。情シス部門の業務効率化と工数削減のため、PCのあらゆる不具合への対処を情シスアウトソーシングに丸投げしてしまいましょう。

ISO27001取得!
おすすめのアウトソーシング会社3選

PCの起動・動きが遅い!チェックポイントを解説

WindowsであれMacであれ、PCの起動や動作が遅くなった場合には、まず次に挙げる事項をチェックしてみましょう。

スタートアップに登録されたアプリが多すぎないか?

PCを起動した際、自動的に同時起動するよう登録されたアプリのことをスタートアップ・アプリと言います。各スタートアップ・アプリの起動には一定の時間がかかるため、その数が多すぎると、その分だけPCの起動にも時間がかかります。

起動が遅いと感じる場合には、登録されているスタートアップ・アプリの種類や数を要確認です。必ずしもPCと同時起動させる必要がないアプリも登録されているかもしれません。

バックグラウンドで動いているアプリが多すぎないか?

PCを操作している最中には、同時にバックグラウンドで動いているアプリもありますが、スタートアップ・アプリと同様、バックグラウンドアプリが多すぎる場合もPCの動作が遅くなりますので注意しましょう。

なお、バックグラウンドアプリの中にはシステムの動作に不可欠なものも含まれているため、「何のアプリか分からない」という理由で安易に強制終了させないようにしてください。

メモリー不足に陥っていないか?

ストレージなどから読みだしたデータを一時的に保存しておくパーツをメモリーといいますが、このメモリーの容量に空きが少なくなってきたときにも、PCの動作が遅くなります。

動作スピードが遅く感じた場合には、タスクマネージャーを開いてメモリーに余裕があるかどうかをチェックしてみましょう。

不要なバンドルウェアが残ったままになっていないか?

あるアプリをインストールした際、付属的にインストールされるアプリをバンドルウェアと言いますが、このバンドルウェアが多すぎるとPCの動作を圧迫し、動作スピードが遅くなることもあります。

アプリの一覧を確認し、不要なバンドルウェアが多すぎないかどうか確認してみましょう。

ネット回線やWiFiに原因はないか?

マンション全体で共有しているネット回線などの中には、もともと回線のスピードが遅いタイプもあります。あるいは、ネット回線のスピードに問題がなくても、WiFiのルーターに問題があってPCの動作スピードが遅くなることもあります。

ウイルスやマルウェアに感染していないか?

ウイルスやマルウェアへの感染が原因でPCの動作が遅くなることもあります。定期的にセキュリティソフトでスキャンを行い、感染の有無を確認してみましょう。

WINDOWSが遅い原因とチェックポイント

Windowsの動作が遅く感じられた場合には、上記の原因に加えて、次の事項もチェックしてみましょう。

Windows Updateが実行中でないか?

PCを常に最新の状態に保つため、Windowsでは時々「Windows Update」が実行されます。このWindows Updateが実行中の場合には、PCの動作が遅くなることがあると理解しておきましょう。

Windows Updateは作業中でも自動的に実行されることがあるため、作業の邪魔となりそうな場合には、手動で実行するよう設定を変更すると良いでしょう。

レジストリが肥大化していないか?

Windows OSには、設定情報のデータベースを保管しているレジストリという場所がありますが、PCを使えば使うほど、レジストリには情報が蓄積されていくため、この影響によりPCの動作が遅くなることもあります。

過去にレジストリを削除した記憶がない方は、ローカルディスクのプロパティから入り、蓄積したレジストリを削除しましょう。

Macが遅い原因とチェックポイント

Macの動作が遅く感じられた場合には、上記の原因に加えて、次の事項もチェックしてみましょう。

ストレージの最適化を行っているか?

ストレージとは、視聴済みのApple TVや映画などを保管しているローカル領域のことです。この領域に情報が蓄積して空きが20%以下になると、PCの動作が遅くなることもあります。

Appleマークから「このMacについて>ストレージ」をクリックし、空き容量を確認してみましょう。

アニメーション・グラフィック設定が過剰でないか?

Macの大きな特徴は高品質な画像・見た目ですが、これを維持させるためにアニメーションやグラフィックの設定が過剰な場合、PCの動作に影響を与えることがあります。

「システム設定>デスクトップとDock」から入り、アニメーションやグラフィックの設定が過剰でないかどうかを確認してみましょう。

MACの場合の対処方法

ストレージの最適化を行う

「Appleメニュー>システム設定>一般>ストレージ」の順で表示させ、ストレージの最適化を行います。ゴミ箱に移動させたファイル等を空にする設定も忘れないようにしましょう。

同じ画面の操作でファイルやデータをiCloudに転送し、保存する事も可能です。

アニメーションやグラフィックの設定を変更する

画面の視覚的な快適性よりもPCの動作スピードを優先させたい場合には、アニメーションやグラフィックの設定を変更しましょう。

「システム設定>デスクトップとDock」に入り、Dockをオフの位置まで移動させ、「Dockを自動的に表示/非表示」と「起動中のアプリケーションをアニメーションで表示」をオフにします。

消費量の多いバックグラウンドアプリを終了させる

バックグラウンドで動いているアプリが多い場合、PCの動作が遅くなります。アクティビティモニタを開き、システムリソースの消費量が多いアプリを終了させてみましょう。これだけでPCの動作スピードが大きく変化することもあります。

RAMを解放する

「アプリケーション>ユーティリティ>ターミナル」の順に入り、ターミナルに「sudo purge」というコマンドを貼り付けることでRAMが解放されます。変化があるかどうか試してみましょう。

あるいは、有料になりますがRAMをアップグレードさせることも有効な解決方法の1つです。

未使用のアプリをアンインストールする

インストールしたアプリが多ければ多いほどPCの動作は重くなりますが、長くMacを使い続ける中で、使用する予定のないアプリが徐々に蓄積していないでしょうか?

一度、インストール済みのアプリ一覧を開き、不要なアプリを一掃することをおすすめします。「Finder>移動>アプリケーション」から入り、削除したいアプリを右クリックしてゴミ箱に入れましょう。

使用しないログイン項目を無効にする

Macを起動した際、自動的に起動されるアプリをログイン項目と言います。ログイン項目が多すぎると、起動や起動後の動作が遅くなることがあるので、不要なログイン項目は自動起動させないよう設定しましょう。

「Appleメニュー>システム設定>一般>ログイン項目」に入り、不要なログイン項目をオフにします。

マルウェアに感染していたら駆除する

定期的にセキュリティソフトでスキャンを行い、マルウェアに感染していないかを確認しましょう。もし感染していた場合には速やかに駆除する必要がありますが、無料アプリをダウンロードすれば簡単に駆除することができます。

まとめ

この記事ではパソコンの起動や動作が遅い場合に簡単に試せる対処方法をご紹介しました。パソコンは快適に越したことはありません。当てはまる項目がないかどうか、定期的に確認する習慣を付けるとよいでしょう。

   

おすすめのアウトソーシング会社3選

情報セキュリティに関する第三者認定を取得している点に注目し、その上で他にも特徴的なサービスを提供しているアウトソーシング会社を選定し、おすすめしています。

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引用元:クロス・ヘッド株式会社公式サイト
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Total IT Helper
引用元:RIPPLE CORPORATE SITE
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所在地 熊本県熊本市中央区辛島町3-20 NBF熊本ビル3階
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DRS
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引用元:DRS公式サイト
https://www.drs.co.jp/
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