コンサルティング
情シスの効率的な運営手段の一つにコンサルティングが挙げられます。コンサルティングとは、それまでに培ったノウハウを武器に適切なサポートを提供すること。情シスでもITスキルや知見・ノウハウを下に、依頼者の問題解決をサポート・実践します。
情シスのコンサルティングサービスを紹介
情シスのコンサルティングサービスを提供している企業を3つほど紹介します。選定にあたっては、2021年6月28日時点で「情シスアウトソーシング」と検索し、プライバシーマークやISO27001のいずれかを取得している企業の3つとなっています。
クロス・ヘッド
事業競争力強化を支援
クロス・ヘッドでは、新しい情報技術をお客目線でフル活用することで課題解決、さらには事業競争力強化を支援します。一方で、「情報技術と人」をテーマに掲げています。決して情報技術だけを活用するのではなく、人こそが重要だと考え、これまでの実務経験で得たITスキルの高いスタッフにて、依頼企業のコンサルを行います。AWS社認定のアドバンスト・コンサルティング・パートナーでもあることから、AWSはもちろんですがオンプレミスでも要件定義から設計構築、運用まで行います。
クロス・ヘッドの導入事例
カルチャー・ライフスタイルを提案するとある企業では、会社が成長する一方で、成長に必要なシステムの運用管理ノウハウが不足ており、バックオフィスの負担が大きなものとなっていました。しかし、人材確保がままならなかったことから、情シスのコンサルをと考え、クロス・ヘッドに相談。情シス改善サービスによってシステム運用管理を見える化・標準化したことで、属人化を解消できただけではなく、システム管理業務時間の低減や、今後、どのようにITを活用するのかなど、方針まで明確になったとのこと。また、提案も求めている答えに早くたどり着けそうだったとのこと。足元を固めるための課題を明確にできたことで、更なる飛躍の土台が整ったとのことです。
参照元:クロス・ヘッド公式サイト(https://www.crosshead.co.jp/case/networkserver/transit/)
クロス・ヘッドの会社情報
対応エリア | 公式サイトに記載なし |
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営業時間 | 公式サイトに記載なし |
電話番号 | 公式サイトに記載なし |
公式HP URL | https://www.crosshead.co.jp/ |
Total IT Helper
情シスのプロフェッショナル
業務のサポートだけではなく、すべてを引き継ぐ運営サービスを提供しているTotal IT Helper。高いITスキルを持つ167名のスタッフが課題解決に尽力しています。全国37の営業所によるネットワークを駆使することで、電話やオンラインだけではなく、対面しての訪問対応も可能でオフィスのインフラ構築からヘルプデスク対応、コンサルなど幅広い領域を得意としている、「プロフェッショナル」な集団です。
Total IT Helperの導入事例
とある建設業社は、複合機のスキャナーで困っていたとのこと。その問題を伝えると、わずか数分で詳しいオペレーターから連絡が入っただけではなく、リモートにて迅速に解決まで導いてくれたとのこと。また、その際にPCの動作が遅いことを伝えると、異なる担当者から連絡が入り、リモートでチェックし、アドバイスを受けることができたとのこと。頼れるヘルプデスクで助かったのはもちろんですが、問題解決のためのアドバイスを受けたことで、何をすべきなのか、何が問題になっていたのかを把握することができた点に感謝しているとのこと。迅速でありながら対応クオリティが高い点がとても助かったとのことです。
参照元:Total IT Helper 公式サイト(https://ithelper.ripple-call.co.jp/case)
Total IT Helperの会社情報
対応エリア | 全国 |
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営業時間 | 平日9:00~18:00 |
電話番号 | 096-311-7722 |
公式HP URL | https://www.ripple-call.co.jp/ |
I team
DX推進をIT企画で実現
DX推進に必要なものを「実践的なIT企画」だと定義しているI team。企業のIT企画力を高めるための多角的なサポートが持ち味で、まずは課題を明確にすることで問題を解決のための施策を提案。そこでは全情報システム管理業務プロセスのPDCAを構築し、業務の成長と組織力強化も実現します。特にコミュニケーションと調整力を重要視している点がポイントで、クライアントの要望を実現するために部門を超えての情報共有を行うなど、組織の弊害も打破します。
I teamの導入事例
とある製造業では従業員が60名程いるものの、社内にIT担当者がいなかったことから、社内システムの運用保守業務は外部エンジニアに委託していたとのこと。任せきりになっていたことから、何を目的にして、何をすべきなのかなどを把握していなかったとのこと。そこで現状調査としてI teamに相談。各業務プロセスの担当者にヒアリングを行い、運用面だけではなく課題そのものを洗い出すことで、課題解決のための3ヵ年ロードマップを作成。システムマップやネットワーク構図、IT資産管理台帳を整備したことで現状が見える化され、今後は何をいつまでに取り組むのかを把握しやすくなったことから、投資も判断しやすくなったとのことです。
参照元:I team 公式サイト(https://i-team.co.jp/case/detail/information/dx/課題解決のための3ヵ年ロードマップの作成)
I teamの会社情報
対応エリア | 公式サイトに記載なし |
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営業時間 | 公式サイトに記載なし |
電話番号 | 06-6537-9350 |
公式HP URL | https://i-team.co.jp/ |
情報システムを効率的に運営する手段として、コンサルティングを活用するのも一つの賢い方法です。情報システムのコンサルティングとは、ビジネス全体を見据えたアドバイスをおこなう職種のことで、その業務を実行する人をコンサルタントと呼んでます。
アウトソーシング会社を安さだけ選ぶのは要注意
情報システム部門では社内の重要な機密情報を取り扱うため、アウトソーシング会社を選ぶ際には安易に「安さ」だけで決めてはいけません。まずは、情報の取り扱いがしっかり行われていることを大前提にすることが必要です。
知らないと損をする重要なポイントを押さえつつ、おすすめできるアウトソーシング会社をご紹介します。これにより、リスクを下げた情シスアウトソーシングの選択ができるようになります。
コンサルティングをアウトソースするメリット
客観的にみた効率的なシステム構築
様々な会社で培ってきた実務経験と情報量と、その道のプロであるもコンサルティングの知識と知恵を借りることができるのは、クライアントにとっては大きなプラスになります。客観的な見方から社内の人間には思いつかないような戦略、クライアントの都合やニーズに合わせた柔軟な提案など、適切なシステム構築を可能にして業務効率化の促進を促します。
システム導入の是非について事前に相談できる
何事も専門家に相談できるのは心強く、システム導入について客観的な判断を仰ぐことができます。自社に合わないシステム導入で業務効率が低下したり、使いにくいことから放置されてしまうことがないようにアドバイスが受けられます。また、時間と費用のロスを防いでくれる役目も持ち合わせています。
育成や採用コストにかかる費用と時間をカット
自社内で情報システムに詳しい担当者を作ろうとすると、育成コストや採用コストと、導入するまでに時間と費用がかかります。また、どれだけ自社内で対応できるようになるのかも未知数です。コンサルティングを外注することは、こうした労力や手間を省き、確実な専門知識と技術を得る事になります。
コンサルティングをアウトソースするデメリット
「費用=満足度」とは限らない
コンサルティングにかかる費用は、依頼内容や会社によって異なります。また、高い費用を払ったからといって、それに見合うだけの成果が必ず得られるかどうかは不明。支払い分に対して満足感が十分に得られるかどうかは、やってみないとわからないと言えます。
コンサルタントとの相性で左右される
業務を提案・実行するコンサルタントのレベルはさまざま。担当者によって得意分野が異なりますので、うまくマッチングできないと十分な満足を得られない可能性があります。そうしたことにならないためにも、コンサルタントだからと丸投げするのではなく、得意分野や実績などを調べて選ぶ必要があります。
コンサルティングをアウトソースした事例
システム運用管理ノウハウの不足をカバー
会社が成長するなかで、IT分野については活用が十分にできておらず遅れ気味。その原因は、必要なシステム運用管理へのノウハウが不足していることでした。業界経験豊富なIT人材の登用も難しかったことからも、ITに精通し情報システム業務改善のノウハウが豊富なコンサルティング会社にシステム運用管理の見える化と標準化を依頼。
コンサルタントが介入することで、スムーズなIT活用が可能になり、システム管理業務にかかっていた時間が低減。業務支援だけでなく、スキルアップのための研修サービスなどもあり、社内のITシステム体制が強化されました。今後の活用方針などの明確化になり、後手だったのか先手を打てる状態にまでなりました。
参照元:クロス・ヘッド(https://www.crosshead.co.jp/case/networkserver/transit/)
システムは簡単で速いほうがいいと実感
AWSを利用したクラウドへの移行はできていてのものの、コスト面を含む便利で安全な環境の構築が不安定な状態。情報システムの良き相談相手として、コンサルティング会社に依頼することに。
現状把握から作り上げたい形が見えており、導入する部分について徹底的に議論。セキュリティに穴がないか、リスクはどのように受容すべきか、矛盾点などについても徹底的に洗い出し社内システムを改革。その結果、社員が積極的にインターネットを活用するようになり、会社全体の業務効率とスピード感がアップしました。また、情報システムにおけるルーチンワークへの負担も格段に軽くなりました。
参照元:クラウド・ネイティヴ(https://cloudnative.co.jp/interview/nikkochemicals)
おすすめのアウトソーシング会社3選
情報セキュリティに関する第三者認定を取得している点に注目し、その上で他にも特徴的なサービスを提供しているアウトソーシング会社を選定し、おすすめしています。
「情シスアウトソーシング」とGoogle検索し、ヒットした上位50ページのサイトのうち、公式サイトが表示された会社28社を調査。そこから、オンサイト対応している、公式サイトに事例を掲載している、プライバシーマークもしくはISO27001を取得している会社からそれぞれ選定して紹介しています。(2024年4月15日調査時点)
情シス業務を引き継げる
本社所在地・対応範囲
所在地 | 東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス24F |
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対応 エリア |
日本全国 |
スク
を立ち上げられる
本社所在地・対応範囲
所在地 | 熊本県熊本市中央区辛島町3-20 NBF熊本ビル3階 |
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対応 エリア |
応相談 |
資産管理まで依頼できる
本社所在地・対応範囲
所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ19F |
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対応 エリア |
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