情シスに必要な人材と育成のポイント
社内システムへの対応など、IT部門として業務を行う情シスに必要な人材とはどのような人でしょうか。また、自社で育成する場合のポイントやそれら以外にリソースを確保する方法などを紹介します。
情シスの役割は変化し続ける
情シスは社内のIT部門を示しますが、どのような役割があるでしょうか。一般的には全社的なIT戦略の策定やシステム企画、社内インフラやアプリの保守・運用、ユーザーサポートやトラブル対応などがあるでしょう。
そんな情シスは、大企業などでは子会社化をして専門的に対応する流れも出来つつあり、更には国としてのDX推進といった外的要因もあり、より高次元の仕事が求められるのが現実です。そのような変化が見られることから、常に情シスの業務内容や役割も変化し続けています。
自社の部門や人員状況、コスト発生状況なども含め、組織変更や外注化など、より柔軟な対応による業務効率化がトレンドなっており、場合によっては情シスがリストラの対象になることもあります。このように、時代の流れに合った対応が各社で求められています。
情シスの人材育成のポイント
学び続ける必要がある
IT関連の技術は年々発展しており、10年前の現在では機能や便利さ、かかるコストなどが大きく変化しています。そのため、情シスは最新の技術やトレンドを学び続けなければならず、常に知識やノウハウのアップデートが求められます。ITを専門としたアウトソーシングを受けている会社も出てきているため、社内リソースを活用するか外注するかはコストと業務効率を勘案して判断することとなります。
社内で人材育成を行う場合
社内リソースの情シスでIT業務に対応する場合、人材育成は必要不可欠となります。基本的には経験年数や職階に応じた研修が必要になっていますが、品質管理や開発標準といった基礎的業務からプロジェクト管理、IT企画、果てはリーダーシップと多くのことを学ぶ必要があります。
研修を受ける人材の役割やレベルなども考慮しながら、適切な人員選択と研修を適宜行っていく必要があります。前任から後任に業務がしっかりと引き継がれていれば特段問題は生じないと思われますが、突然の退職やリストラなどのイレギュラーによる人員入替が発生した場合、適切にノウハウが引き継がれず業務に支障が出る可能性がある点には注意が必要です。
情シスに求められる人材とは
トレンドを理解したうえでノウハウを保有していなければいけない情シスに求められる人材としては、「プロジェクトマネジメントができる」「自社システムを素早く理解できる専門性」「システム企画において自社の業務内容を素早く理解できる」などの特化した能力がある人物です。
部門の構成人数にもよりますが、「システム開発」「運用・保守」「IT企画」「マネジメント」などそれぞれの業務に必要な人材を揃えておく必要があり、それを複数人でカバーするのか少数精鋭でワンストップ対応するのかは会社によって違うでしょう。
自社の資金状況や業務内容、コスト状況などを総合的に勘案したうえで、どのような対応を進めていくのか検討するようにしましょう。
情シスの維持
社内リソースで情シスを維持しようとすると、引継ぎなども含めた対応・管理が困難な可能性があります。ある程度マニュアル化された上で派遣従業員を雇用したり専門的知識を有する委託先の常駐サービスを使う、専門企業にアウトソースするなどさまざまな対応を検討するようにしましょう。
おすすめのアウトソーシング会社3選
情報セキュリティに関する第三者認定を取得している点に注目し、その上で他にも特徴的なサービスを提供しているアウトソーシング会社を選定し、おすすめしています。
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情シス業務を引き継げる
本社所在地・対応範囲
所在地 | 東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス24F |
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日本全国 |
スク
を立ち上げられる
本社所在地・対応範囲
所在地 | 熊本県熊本市中央区辛島町3-20 NBF熊本ビル3階 |
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応相談 |
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所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ19F |
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