SRE
こちらでは業務的な負担の大きさなどが問題となっているひとり情シス状態を改善が期待されるSREというチーム形態について解説しています。
改めて申し上げるまでもなく、IT化の流れは急速に進んでいますが、そのスピードが速すぎるゆえに、ひとりまたは少数の担当者がITに関する膨大な業務をこなさなければならないというケースも増え続けており、長時間労働やオーバーフローのリスクなどが問題視されています。
そこで、そうした状況を改善できると期待されているSREというチーム形態についてご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
Googleが提唱するSREとは?
SREは“Site Reliability Engineering”の頭文字。かのGoogleによって近年提唱されているチーム形態で、日本語では「サイト信頼性エンジニアリング」と訳されています。
簡単に言えば、サイトの信頼性をより向上させるために、従来はインフラ、アプリケーション、サイトなど別々の担当者が担っていた業務をひとつのチームが一気通貫で担い、また自動化できるものは自動化することで、スタッフの負担も軽減していくという内容になります。
サイトの信頼性向上を通じて、収益・ブランドを支える役割を担うものとして注目を集めています。
SREの業務領域とは
これまでのサイトやオンラインサービスというものは、運用チームにとって、システムをいかに維持して守っていくかという点が重視されており、「保守な運用」と表現される形態となっています。
一方、SREが主眼としているのは「変化しながら、攻めていく」という姿勢。もちろんシステムの信頼性を担保するということはしっかり行いながら、これまの運用業務では担当者が手動で行っていたような煩雑な繰り返し作業などは、システムが特定し、自動化。運用業務をより効率的に改善することができるというのが、大きなメリットとされています。
SREの指標「SLO」について
そうしたSREの活動において、重要な役割を果たすのがSLO(Service Level Objectives:サービスレベル目標)という指標。
例えば、あるシステムに求める信頼性は、99%なのか99.999%なのかによって、必要なSREエンジニアの人数やインシデント対応に必要な時間、アラート対象とする事象の範囲などは変わってきます。
それゆえ、予め関係者の間で具体的な目標を設定し合意をしておくことで、その目標以上の過剰なリクエストには対応しなくてもよいということをルール化できます。それによって、SREとして求められる本来の業務を、支障をきたすことなく遂行できるとしています。
SREが切り拓く、新たな可能性
以上の通り、SREはこれまでのひとり情シスが直面していた問題、とりわけ業務的負担の大きさを大きく改善してくれる可能性を秘めているという点が、大きな魅力と言えるでしょう。確実に実践するためには、事前の準備や根回しが肝心。そのためには、専門業者の助言やサポートを得るのが現実的と言えるでしょう。
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