Microsoft OneNote

Microsoft OneNoteのトラブルシューティング

OneNoteでノートブックを開くとエラーが発生する

OneNoteでノートブックを開いた際にエラーが発生するのは、古いバージョンで作成されたノートブックを開こうとしているからかもしれません。

たとえばWindows 10のOneNoteがサポートしているのは2010年版から2016年版で作成されたノートブックのみであり、それ以前のものを開くためにはデスクトップ版のOneNoteからあらかじめ変換しておく必要があります。

変換はWindows 10のOneNoteの場合、ノートブックを開いた状態で「ファイル」→「情報」を選び、変換するノートブックの名前の隣にある「設定」→「プロパティ」を選択します。そして、「2010-2016年版に変換する」を選び「OK」を押せば変換完了です。

OneNoteで同期ができない

OneNoteで同期の問題が発生した場合、まず、Office用に提供されている最新の更新プログラムをインストールしてください。これにより既知の問題が解決され、同期ができるようになる可能性があります

また、同期の問題をMicrosoft AnswersのOneNoteフォーラムに報告するのも1つの手です。Microsoftの社員を含むフォーラムの参加者がさまざまなアドバイスをしてくれます。

スマホ版OneNoteで同期が出来ない

iPhoneやAndroid版のOneNoteで同期が出来ない場合、以下の方法を試してください

• OneNoteアプリを起動してフォアグラウンドで実行する
• OneNoteアプリ上でログアウトし、再度ログインする
• 強制的に同期する（Android版のみ、ノートブック一覧から3点リーダーをタップし、「全てを同期」を選択）

サーバータイムアウトエラー（0xE000078B）が発生する

OneNote使用時に「0xE000078B」というエラーが発生するのは、サーバーとの通信に問題が発生し、同期が完了できないことを示しています。一時的な通信障害の場合、数分後に再び同期をおこなうと解決されるかもしれません。また、Microsoftのサービス正常性のサイト（https://portal.office.com/servicestatus）で各サービスの提供の状況が確認可能です。

ページの競合が発生した

ページの競合とは、複数人で1つのページを編集した場合など、同時に同じ場所におこなわれた編集内容が存在し、かつそれらが統合できない状態を示しています。

この場合、OneNoteのオンラインサービスであるOneNote Online（https://www.onenote.com）から競合を解消しましょう。競合が発生したページを開くと未反映の変更内容が示されていますので、必要な変更を手動で反映し、不必要な変更を手動で削除することで競合を解決できます。

複数の人で共有しているiPadやiPhoneでOneNoteのアカウントを切り替える

企業内の複数のメンバーや家族で共有しているiPadやiPhoneでOneNoteのアカウントを切り替えるには以下の手順を実行します。

1. OneNoteアプリを強制終了する
2. 「設定」アプリを開く
3. インストール済みアプリの一覧から「OneNote」をタップする
4. 「リセット」の「OneNoteのリセット」をタップする
5. 「すべてのノートブックの削除」と「ログイン資格情報の削除」をタップして有効にする
6. OneNoteを再起動し、新しく使う人のアカウントでログインする

トラブルの早期解決が共有デジタルノート活用の鍵

チームメンバーで共有しいつでもどこでも記入や参照ができるOneNoteですが、トラブルで使えない期間が多いと活用しづらくなります。また、トラブルが起きるたびにその解決のために社内リソースを使うのはもったいないので、運用・保守のアウトソーシングを検討するのも1つの手です。

   

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